大萩康司ギターリサイタルにて☆

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こんにちは、noruです。

そう昨日から今週の月曜日のお話。
お出かけの目的は、

「キク」とか言ってましたけど、

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こっちの「キク」も
あったのでした。

京都コンサートホール
「大萩康司ギターリサイタル」

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祝日ですからね。
珍しく月曜日のコンサート。
とっても人気の方らしく二階席しかとれませんでした。

実は前日にYOUTUBEで演奏を聴きなかなかええや〜んといきなり決定。
またしても計画性なし…結果、
当日まさかのサプライズ。

あの福田進一さんが
特別ゲスト じゃないですか。

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…ひとりびっくり。
たまにはいいこともある。

ただのイケメンギタリストか思ってたのに、君なかなかやるやないか。

でかした、でかしたとご満悦で彼の話を聞いていると、なるほど彼は
福田氏の愛弟子なのだそうです。

ほっほーーーとか何とか。前半は
イケメンのトークとソロのみ。

こらこら、当たり前やん。

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…失礼、失礼。

後半は師匠も登場。デュオが始まり、いやでも盛り上がります。
アンコールも気前よく何曲も演奏。本当にいい人たちです。

…そして最後のひとつ前。
ようやく(お待ちかね)師匠のソロ。

…この無礼者が。

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…あっ、…あっ、ごめんごめん。

もう、しませんから…。

…。

でもね。
ギターのテクニックや難易度。さっぱりわかりませんけど。
達者な演奏家もたくさんいると思いますけど、
この方の音色には

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ツヤというか色というか、
心を震わす何かがあるような。

…。

そう、
だから突然、涙が出るのさ。

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…だから、もう止めなさいよ。

まただ、
またタイトルと内容がずれていく…。
しかも感じが悪い。

…。

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そしてこの後
ちから尽き発熱。寝込むこと3日。

完全停止。
今に至るとな、なノダ。

…とほほ。

妄想☆演奏会

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こんにちは、noruです。

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さて、演奏会の熱覚めやらず。

今回思うことあり、
クラッシック音楽について
言ってみる。

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以前のこと。
日本在住イギリス人。ドヴュッシーのこの曲が自分のナンバーワン。

「 イントロのフルートは
  牧神の角笛の音なんだ。」

自身の森のイメージを
熱く語っていました。

‥…ふーーん、これが森っすか。

生まれた土地が違うと
自ずとココロに描く情景も違う。

旅先のヨーロッパで見る空の色や空気の感じ。確かに日本のそれとは違いました。

日本の森といえば、ほぼ「山の中」
フルートよりも、へいへいホーー。

牧神はいないけどマタギは居るな。

‥…。

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常々思ってました。
クラシック‥…なぜか熱く語れない。

いいのはわかっている。でも、
自分の中で確かな感じがしない。

かと言ってお固くウンチクをたれるのも違う気がする。もっと言えば、
日本の作曲家のクラッシックも。ちょっと違う気がする‥…あっ。

違う違うとすみません。
‥…要するになんか自信ないのです。

‥…。

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今回の演奏会。再々のアンコール。
ラストは荒城の月でした。

またまたベタな選曲とか思いつつ、あれれ、不覚にも涙が。

石垣だけが残る、日本の城跡。
黄色みを帯びたおぼろな月明かり‥…

おぉ、勝手な妄想。
これなら熱く語れるやん。

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‥…と、突然。何このアレンジ。
軽妙かつ流れるようなメロディ。

‥…ちがうちがう。
そこもっとベタでしょ‥…まったく、おしゃれさんなんやから。

‥…。

そう。
日本のお月サマは青白くないのだ。
ときどきは、ウサギもおるよ。

‥…。

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‥…じゃなくて、気になっていた、
自分の中の不確かな感じ。もう
そのままでいい気がしてきました。つまりちょっと吹っ切れた。

お互いにわからない感じ。でもその中から生まれる新しい音楽もある。
本来、音はその場限りのもの。人の感覚だって瞬間の積み重ね。

音楽は生き物。もう‥…
新荒城の月とか、荒城の月風とか。何でもやってくれ。
ドンと来いじゃ。

‥…。

またまた、大きく出たよ。
必殺、独りよがりの言いっぱなし。

ふん‥…いいの。
もう都合のワルいことは

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‥…、なノダ。

‥…って、こらこら。

あっ、でも
‥…もういいか。忘れよう。

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ベルリンフィル☆12人のチェリストたち

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こんにちは、noruです。

夕方からは雨も止み、
おまちかね京都コンサートホール
いざ、出動。

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チケットは熱烈ファンのお友達が
取ってくれました。

お席はB席 3,000円。三階の右側。

「 音はボチボチ。
  でも、顔はバッチリ。」

‥…なるほど。

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演目前半はTHEクラッシック。
バッハとシューマンです。そして後半、ドラマチックな映画音楽やJAZZ。
なかなかカジュアルです。

‥…。

さて登場、まずはバッハ。

‥…んーーーーっ、あれ ????

‥…なんだかおかしくない ?
時々ヘンな音が混じってませんか。

‥…気のせいかな‥…。

続いてシューマン。

音がズレてる。
これは‥…誰かやらかしとるね。

‥…。

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主席チェリスト、おもむろに
弦を調節しだしました。

‥…あれれ、怒ってますか ?

弦楽器。
彼らの生まれは、西海岸性気候のヨーロッパ。でもココは
温帯湿潤気候の日本の盆地、京都の梅雨のまっ只中。

おまけに本来なら室内楽向きなのに
人気のおかげで大ホール。

三重苦ならぬ、四重苦。
ホント、ご愁傷様です。

‥…と、ここで15分の休憩。
これは絶対、作戦会議中。

「 誰や、どないなってんねん。」

「 うち、知らーーーん。」

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後半はカジュアルな小品が続きます。

映画音楽「シンドラーのリスト」
アルゼンチンタンゴのピアソラ、
JAZZは、パートランドの子守唄‥…。

おなじみの選曲。メロディアスな曲は楽器のもつ音の可能性を知る
面白さがありました。

‥…。

演奏を観ていると、チェロは人に近いような気がしてきました。
その大きさや抱えて奏でる姿も人を扱うようですが、

弦がこすれて生まれるかすかな低音のブレはビブラート。
歌っているようです。

チェリストたち。順番にメロディを演奏します。扱う人によって
音色が違うのも面白い。こんだけ操れたら、もうチェロでコミュニケーション。
しゃべりより、むしろチェロの方がわかりやすいとか。

「 ワルいけど
  今は、ほっといて…。」

‥…。

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ふん、ふん、ふん ♪

ハーモニーが美しい。
音が活き活きしだしました。

これだからライブは
何が起こるかわかりませんな。

‥…。

ウワサによると
メンバーは開演1時間前の時点で
まだ、地下鉄の駅でチェロ背負ってたらしい。( 目撃者談 )

「 ‥…おっさん、
  やっぱり、リハなしかよ。」

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もちろん観光も大事。
「世界の京都」にようこそ。

「 遠いところ
  ご苦労さんどす‥…。」

‥…。

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最後は鳴り止まない拍手。
スタンディング・オベーション。
3回もアンコールしてくれました。

そしてお約束。記念撮影。

熱烈ファンのお友達
彼がお目当ての男前らしい。

‥…ゴメンごめん。わざとですよ。
顔さすしね、切っとくね。

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もいっこ。
こっちは匠。主席チェリスト。
なんせ、めちゃウマでした。

笑顔いただき。よっしゃあ。

あぁっ‥…マジですんません。

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それにしても、初めはドウなることかとハラハラしました。
‥…もしや、ギャップねらいとか ?

「 ‥…つかみは、OK。」

‥…こら。

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‥…。

演奏も良かったし、
何よりええ人たちでした。

楽しい時をありがとう、なノダ。

また、来てねーー。お気軽に ♪

‥…こらこら。

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音楽‥…そして、☆

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こんにちは、noruです。

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今朝は雨。
そしてうす曇り。

あーーあぁ、ネムイなぁ。

‥…。

でもこの眠さ。雨のせい
だけではありませんでした。

昨晩、何気につけたテレビでは
ウィンブルドンの男子決勝。

神がかり的プレーの応酬に、つい、
これは見とかんと。一生の損 !!

目が離せなくなり、
‥…結局、表彰式まで見る始末。

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不本意ながら、ボクもおつきあい。案の定、寝不足もおつきあい。
ちなみにボク的には、もう寝たらと、再々言いましたからね。

‥…シーーーーン。

おっと、ヅラ‥…じゃなくて、
絵面的に‥…王子、ゴメンね。

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そうでした。今日のテーマは音楽。
去年の今頃は、リスト「巡礼の旅」CDを買い、ブームに便乗。

「 No music, no life. 」

などと、ほざいては
カッコつけておりました。

( うっとりする去年のボク)

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というワケで、今日は夕方から、
京都のコンサートホールに出動です。

「  ベルリンフィル
  12人のチェリストたち 」

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演目はまったくの予習なし。
別に知識が豊富なわけでも、音感に自信があるわけでもありませんが、

演奏の第一印象。
出たとこ勝負がオモシロいのです。

音楽を聴くと、
外の世界から来るというより、既に自分の中にある‥…。
なんだかそんな気がするのでした。

「 というワケで、どっからでも
  かかって来なさい。」

「 はいはい、
  やられた、やられた。」

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‥…。

それにしても
音というのは不思議です。

「音」なのに
色や光のように感じたり、時には
景色や人の顔までイメージしたり。

突然自分でも忘れていた記憶が蘇り‥…つい、涙が出ちゃったり
するんですよねーーー。

あぁぁぁぁ‥…。

Federer Djokovic Live

もう、ココロはひとつ。
‥…SPさんも仕事どころじゃないね。

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‥…。

もとい、MUSIC。
音を楽しむ‥…と書いて音楽。

以前、日本語勉強中のイギリス人。
マジで感動したらしく、誇らしげに教えてくれました。

「 君、知ってた ? 」

「 ‥…ええ、まぁ。
  日本人、長いもんで。」

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‥…。

さぁ、今日は
どんな出会いが待っているのか‥…。うずうずしますね。

‥…。

「 なに、
  さっきから全然脈絡ない。」

「 だいたい、
  テニスなわけ、音楽なわけ。」

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あーーーああ、あわわわ‥…。

要するに、
テニスも感動的だった。
今日のコンサートも楽しみだ、

というコトでしょ。

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あーーーー、今日はもうダメ。

つきあいきれない。ゴロン、なノダ。

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‥…。

ちなみに去年のボク
やっぱり‥…、ゴロンでしたね。

‥…。

いつも、すいません。

「 おっ、そこだ。
  ‥…、よっしゃあ。」

‥…。

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N響☆Neville Marriner

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こんにちは、noruです。

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それは、昨日の晩のこと。

ごはんも食べたし、
まんぞく満足‥… ♪

ゴロ、ゴロ、ゴロ‥…っと。

おや、んーーーー ♪

イイ音が聞こえてきました。

‥…。

日曜夜9時 NHK クラシック音楽館

今年2月 NHKホールで行われた
NHK交響楽団「 第1776回 定期公演 」
まずは指揮者の人のインタビュー。

んん‥…。
えらい年季の入った指揮者やな。

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座っている姿は紛れもなくお年寄。
なになに、1924年生まれ。
ということは‥…御歳90才。

これは日本のマエストロ。朝比奈隆さんを彷彿させますな。

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指揮者って長生きの人多いんやな。

‥…でも演奏時間って、長いのに
おじいさん、立ってられんの。

‥…と、いらんこと言いつつ、
こちらはゴロ寝しながら、見るともなく見ていると、

えっ、さっきと同じ人 ???
めっちゃしゃっきり立ってるやん。

そして‥…動いとる。( って‥…失礼)

「 ‥…聞こえたで。」

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‥…。

どうも、こちらも‥…起きました。
しかし動くその姿‥…感動しますな。

サー・ネヴィル・マリナー
Sir Neville Marriner イギリス出身

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Sir です。
85年に「ナイト」を授称。

もともとはバイオリン奏者。
ロンドン王立音楽大学、
パリ音楽院卒業。

ロンドン交響楽団では、
第2バイオリン首席奏者を務めた
のち、室内管弦楽団を結成。
コンマス兼指揮者として活動します。

楽団は管楽器も加わり、演奏の幅も広がり、指揮者に専念。

ほぼ、一世紀仕事ですな。
当然年季はいってます。

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ふーん、ドラマチックな曲なのに、
淡々と冷静。遊び心とか‥…ない。

しかし、正確。確実に楽譜を再現。とても美しいメロディです。

本人曰く、
「 私はアンサンブルの美しさを
  一番重視しています。」

そのためには音楽的能力。
技術面だけではダメ。共に演奏する仲間との「人間関係」が非常に大切なんだとか。

プロはどんな相手ともきちんと仕事ができなければならない。
そして、それが出来ない人は、

「 ‥…次から、誘わない。ぷん。」

‥…。

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やはり音楽はを作り上るのは「 人 」
そして「 音を楽しむ 」それも「 人 」なればこそ。

演目は、ドヴォルザーク
交響曲 第7番 ニ短調 作品70
交響曲 第8番 ト長調 作品88

どちらも、人気度高い曲らしい。

気のせいか、オケのメンバー。
散髪率高し。もみあげが整ってる。

今日は特別な日。
オシャレしてますな。

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マエストロは「目」で話します。
さすが、盛り上げるのがうまい。
オケのメンバー、目が輝いてます。

お客さんも、オーケストラも、
コンマスも、ノリノリじゃない。

じいさんもお目々キラキラ。
若者のよう‥…老いて、なお盛ん。

「 だから‥…使い方、
  間違えてるって。」

「 ‥…まじめにやれ。」

‥…。

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とうとう、フィナーレ。
拍手が鳴り止みません。
‥…アンコール、アンコール‥…って、気持ちはわかりますけど、
忘れたらいかん。この方は90才。
もう、カンニンしたげて‥…。

「 君ら、
  使うなーーー。うししし。」

‥…。

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さすがマエストロ、この働きもん。

アンサンブルはハーモニーになり。
ハッピーな時間を他人と共有する。‥…おすそ分け、いただきました。

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‥…。

人生はいつも、一期一会。なノダ。

ほっほー、
今日は、人生なんだ‥…。

ぷぷぷ‥…って、それ誰 ?

‥…コンマス。

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