こんにちは、noruです。
2006年創業。
「 La Degustation 」
La Degustationとはお試し系。
Tasting という意味なんだとか。
そう、あの市松模様が実験室…
じゃなくて、キッチンです。
…ステージともいいそうですな。
ありがたいことに、今回めっちゃ
いい席。超見やすい( 前から二番目 )
…アピールの成果ですかな。
…友好の表現と言って下さい。
さて、お願いしたのは
2つのコースのうち量の少ない方。
19世紀のチェコの伝統料理を
シェフ独自の解釈現代風にアレンジしたというもの。
それにしてもこのチーム。
なかなか体育会系。
若手は直立不動でステージの背後に立ち、他のスタッフがもたもた
していると、シェフが
「 …どけっ、俺が代わる。」
…どっかで見たな、このパターン。
もとい、そして一皿ごとに
料理に合せたワインが供されます。
担当はこの人。
超オタクっぽい…じゃなくて、ええ人そうなヘッドソムリエ。
もちろん色々説明してくれます。
…がんばれ。
初めの2品は素手でいただきます。
五感で味わう。なるほどクリスピーな歯ごたえが頭に響きます。
…がんばれ。
お味も実験系。かなり複雑。
初めに感じる風味と
後からしみでてくる味が意外、かつ美味しい。
…要するに
なんかわからんけど旨い !!
…。
おまけに居酒屋メニューはお肉系が多かったように思うのですが、
リストによると野菜とキノコとお魚でフルコース…いくらしい。
なんと…肉が食いたい、じゃなくて
肉に逃げない。
おのずとワインは白オンリー。
そう最後まで白、徹底して白。
…でもやっぱり赤が。
…わかってます、わかってます。
聞けばチェコでは昔から
コイやマスなど川魚はよく食べられていたのだとか。
特にコイはその生命力の強さから
幸運のシンボル。つまり縁起物。
…めでタイじゃなくて、コイ。
しまいにはコイを型どったクリスマスケーキなんかもあるんだとか。
…ドンとコイ…。
さて、メインのお料理。
ゲイリーオールドマン似のシェフ。
どや、的なお顔で自らサーヴ。
…めっちゃシンプル。
でもこれ、どう見ても味噌やし。でもって、美味しい。
何かわからんけど(…でた。)
…。
ここはまさに今のプラハ。
ものすごく外の世界に興味があり、かつ目新しいことにも果敢に挑む。
ガッツ石松、OK牧場。
この懐かしさはバブルへGO !
なんか分かる気もするのでした。
(ほんまにホンマか)
石、じゃなくて市松模様の折り鶴。
お店のHPより。
…。
それにしてもいらん用心して
小食ですぅとか、言ってしまったが、この上品さなら、もうひとつ方。
あのゲイリーオールドマン似シェフに完全おまかせコース
(あと2品くらい増えるらしいが)
あっちでも、全然いけたわ…。
(完全調子こいてる)
うがぁーーーーもっと食べたい。
…いじきたないのぉ。
後悔先に立たず…。
またお金貯めて、リベンジか。
…だから、近所じゃないからね。
そうですね。
すべては一期一会のなせる技。
今日は素敵な時間をありがとう
そして、
Thank you for your kindness.
…プラハ、なう、なノダ。