こんにちは、noruです。
今日はすこし足を伸ばして、
「 奈良国立博物館 」
通称「ならこく」
…ホンマですか。
お客さんから正倉院展のチケットを頂き、いそいそとやってきました。
終了三日前の平日の午後。わりと、すんなり入場。つづら折り1回分。
そうは言っても中はぎうぎう。
さて今回の特別展示は
「鳥毛立女屏風」「白瑠璃瓶」
「桑木阮咸・くわきのげんかん」
「阮咸げんかん」とは楽器の名前。
桑の木で作られているそうです。
真ん中の絵は
仙人が囲碁を楽しんでいる様子
なんだとか。
…これはレプリカです。
この楽器、
中国伝来の品だそうですが、本国に現存するのものはなく、
現在正倉院にあるだけなのだとか。
ほぉぉぉ、それはすごい。
…お気に召しましたか。
…。
たとえ時の権力者が変わっても
決して全ては、破壊しつくさない。
このほどほど感。
やっぱ国民性ですな。ほほほほ…。
…。
そして、個人的には
…これが欲しい。
「鳥獣花背方鏡
ちょうじゅうかはいほうきょう」
正倉院宝物で唯一の四角い鏡。
ほのかに黄色味のある白銅製。
葡萄唐草文とむつごろう…
じゃなくて、これは
…へたりこむ獅子。
(ホントです。)
…。
奈良のお宝は古の舶来品。
継ぎしたり、当てしたり、ぱっと見はボロの布だったり、
ボロ紙だったり。
こんなになるまで大事にするとは、
さすが端切れを愛する日本の
おばちゃん…じゃなくて、日本の心。
…。
もはや、その存在
そのものが日本のお宝。
だから…みんな見るだけ、なノダ。
…いいなぁ。