こんにちは、noruです。
夕方からは雨も止み、
おまちかね京都コンサートホール
いざ、出動。
チケットは熱烈ファンのお友達が
取ってくれました。
お席はB席 3,000円。三階の右側。
「 音はボチボチ。
でも、顔はバッチリ。」
‥…なるほど。
演目前半はTHEクラッシック。
バッハとシューマンです。そして後半、ドラマチックな映画音楽やJAZZ。
なかなかカジュアルです。
‥…。
さて登場、まずはバッハ。
‥…んーーーーっ、あれ ????
‥…なんだかおかしくない ?
時々ヘンな音が混じってませんか。
‥…気のせいかな‥…。
続いてシューマン。
音がズレてる。
これは‥…誰かやらかしとるね。
‥…。
主席チェリスト、おもむろに
弦を調節しだしました。
‥…あれれ、怒ってますか ?
弦楽器。
彼らの生まれは、西海岸性気候のヨーロッパ。でもココは
温帯湿潤気候の日本の盆地、京都の梅雨のまっ只中。
おまけに本来なら室内楽向きなのに
人気のおかげで大ホール。
三重苦ならぬ、四重苦。
ホント、ご愁傷様です。
‥…と、ここで15分の休憩。
これは絶対、作戦会議中。
「 誰や、どないなってんねん。」
「 うち、知らーーーん。」
後半はカジュアルな小品が続きます。
映画音楽「シンドラーのリスト」
アルゼンチンタンゴのピアソラ、
JAZZは、パートランドの子守唄‥…。
おなじみの選曲。メロディアスな曲は楽器のもつ音の可能性を知る
面白さがありました。
‥…。
演奏を観ていると、チェロは人に近いような気がしてきました。
その大きさや抱えて奏でる姿も人を扱うようですが、
弦がこすれて生まれるかすかな低音のブレはビブラート。
歌っているようです。
チェリストたち。順番にメロディを演奏します。扱う人によって
音色が違うのも面白い。こんだけ操れたら、もうチェロでコミュニケーション。
しゃべりより、むしろチェロの方がわかりやすいとか。
「 ワルいけど
今は、ほっといて…。」
‥…。
ふん、ふん、ふん ♪
ハーモニーが美しい。
音が活き活きしだしました。
これだからライブは
何が起こるかわかりませんな。
‥…。
ウワサによると
メンバーは開演1時間前の時点で
まだ、地下鉄の駅でチェロ背負ってたらしい。( 目撃者談 )
「 ‥…おっさん、
やっぱり、リハなしかよ。」
もちろん観光も大事。
「世界の京都」にようこそ。
「 遠いところ
ご苦労さんどす‥…。」
‥…。
最後は鳴り止まない拍手。
スタンディング・オベーション。
3回もアンコールしてくれました。
そしてお約束。記念撮影。
熱烈ファンのお友達
彼がお目当ての男前らしい。
‥…ゴメンごめん。わざとですよ。
顔さすしね、切っとくね。
もいっこ。
こっちは匠。主席チェリスト。
なんせ、めちゃウマでした。
笑顔いただき。よっしゃあ。
あぁっ‥…マジですんません。
それにしても、初めはドウなることかとハラハラしました。
‥…もしや、ギャップねらいとか ?
「 ‥…つかみは、OK。」
‥…こら。
‥…。
演奏も良かったし、
何よりええ人たちでした。
楽しい時をありがとう、なノダ。
また、来てねーー。お気軽に ♪
‥…こらこら。