ベルリンフィル☆12人のチェリストたち

こんにちは、noruです。

夕方からは雨も止み、
おまちかね京都コンサートホール
いざ、出動。

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チケットは熱烈ファンのお友達が
取ってくれました。

お席はB席 3,000円。三階の右側。

「 音はボチボチ。
  でも、顔はバッチリ。」

‥…なるほど。

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演目前半はTHEクラッシック。
バッハとシューマンです。そして後半、ドラマチックな映画音楽やJAZZ。
なかなかカジュアルです。

‥…。

さて登場、まずはバッハ。

‥…んーーーーっ、あれ ????

‥…なんだかおかしくない ?
時々ヘンな音が混じってませんか。

‥…気のせいかな‥…。

続いてシューマン。

音がズレてる。
これは‥…誰かやらかしとるね。

‥…。

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主席チェリスト、おもむろに
弦を調節しだしました。

‥…あれれ、怒ってますか ?

弦楽器。
彼らの生まれは、西海岸性気候のヨーロッパ。でもココは
温帯湿潤気候の日本の盆地、京都の梅雨のまっ只中。

おまけに本来なら室内楽向きなのに
人気のおかげで大ホール。

三重苦ならぬ、四重苦。
ホント、ご愁傷様です。

‥…と、ここで15分の休憩。
これは絶対、作戦会議中。

「 誰や、どないなってんねん。」

「 うち、知らーーーん。」

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後半はカジュアルな小品が続きます。

映画音楽「シンドラーのリスト」
アルゼンチンタンゴのピアソラ、
JAZZは、パートランドの子守唄‥…。

おなじみの選曲。メロディアスな曲は楽器のもつ音の可能性を知る
面白さがありました。

‥…。

演奏を観ていると、チェロは人に近いような気がしてきました。
その大きさや抱えて奏でる姿も人を扱うようですが、

弦がこすれて生まれるかすかな低音のブレはビブラート。
歌っているようです。

チェリストたち。順番にメロディを演奏します。扱う人によって
音色が違うのも面白い。こんだけ操れたら、もうチェロでコミュニケーション。
しゃべりより、むしろチェロの方がわかりやすいとか。

「 ワルいけど
  今は、ほっといて…。」

‥…。

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ふん、ふん、ふん ♪

ハーモニーが美しい。
音が活き活きしだしました。

これだからライブは
何が起こるかわかりませんな。

‥…。

ウワサによると
メンバーは開演1時間前の時点で
まだ、地下鉄の駅でチェロ背負ってたらしい。( 目撃者談 )

「 ‥…おっさん、
  やっぱり、リハなしかよ。」

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もちろん観光も大事。
「世界の京都」にようこそ。

「 遠いところ
  ご苦労さんどす‥…。」

‥…。

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最後は鳴り止まない拍手。
スタンディング・オベーション。
3回もアンコールしてくれました。

そしてお約束。記念撮影。

熱烈ファンのお友達
彼がお目当ての男前らしい。

‥…ゴメンごめん。わざとですよ。
顔さすしね、切っとくね。

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もいっこ。
こっちは匠。主席チェリスト。
なんせ、めちゃウマでした。

笑顔いただき。よっしゃあ。

あぁっ‥…マジですんません。

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それにしても、初めはドウなることかとハラハラしました。
‥…もしや、ギャップねらいとか ?

「 ‥…つかみは、OK。」

‥…こら。

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‥…。

演奏も良かったし、
何よりええ人たちでした。

楽しい時をありがとう、なノダ。

また、来てねーー。お気軽に ♪

‥…こらこら。

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