こんにちは、noruです。
さて‥…ボクはドコでしょう。
半分隠れ身の術をしているわけでは
ありません。ただ、単に
へたばってるのです。
‥…何か、御用ですか。
‥…。
それは昨日のこと。
旅行から帰ったカゾクのヒトたち。
寝ても覚めても大ヨロコビのボク。
甘えん坊の大はしゃぎ。
むきゃきゃきゃ‥…。
いたたたたたーーー。
‥…すると、何やらコソコソ話。
「 のっちゃん、
お風呂はいろうか。」
‥…なんで。
基本ボクはお風呂嫌いじゃありません。シャワーのお湯はキモチイイ。
シッポだって、ピン。
はぁーーー、ビバビバ ♪
でも、
気ずけば、ずぶ濡れ。
これ、乾かすの。全部自力。
ちなみにボクは
ドライヤーが大キライ。
むぉぉぉーーー、ビバ、ビバぁぁ ?
使用前。
使用後。
‥…あーあ、疲れた。
もう今日はダメ‥…。
パチ、パチ、パチ‥…。
一石二鳥。
‥…ミッション、完了。
‥…ドウいうことですか。
ちょっと、弱っていただきました。
‥…。
いったい、何がドウした。
‥…納得
いかないんですけど、なノダ。
はぁーー、ビバビバ。
こんにちは、noruです。
‥…今日も晴れ。
梅雨入りしたのに快晴続き。
あんまり雨が降りません。
湿気がないのはうれしいけれど、
お庭はカラカラ。緑の元気が
ありません。
いいような、ワルいような
困ったなーー。
‥…。
気がつけばお庭のお花も様変わり。
満開だったキンシバイやシモツケ。
もうおしまい。
かわりに雨が大好きな梅雨のお花たち。日の光の中
けなげに咲いていました。
葉っぱの先が
半分だけ白くなる「 半夏生 」
去年からようやくお化粧して
くれるようになりました。
この人が咲き出したと言うことは、
建仁寺両足院
特別拝観と半夏生の庭
今年も始まっていました。
去年訪れた時は、雨上がり。
人もまばらでお庭の緑がしっとり。
池の周りにはたくさんの半夏生。
梅雨の時節ならでは。
風情がありました。
‥…。
今年はカラカラ過ぎますね。
‥…まったく、まったく。
やっぱり、雨がないと困ります。
ここはひと雨ほしいもんですなぁ。
‥…のっちゃんもそう思う ?
んっ‥…どういう意味かな。
そろそろ、
君もひとっ風呂どうだい ?
‥…。
ドウしてそうなるの。
ボクと風情。
なんか関係あるのかなーーー。
なんつって。
シーーーーーン。
‥…。
この雰囲気。
必殺、問答無用 &実力行使。
納得いきませんが、
ここはひとまず退散です。
‥…忍法、隠れ身の術、なノダ。
‥…。
甘い。半分見えてますよ。
こんにちは、noruです。
エメラルドグリーンの海。
川平湾に着きました。
西表石垣国立公園。たくさんの
小さい島々。珊瑚礁が広がります。
もちろん遊泳禁止。かわりに
グラスボートで海底散歩が出来ます。
動く水族館、グラスボート。
船底がガラスになっています。
かつて半分おぼれながら気力だけで珊瑚礁をブクブクしたことを思えば‥…極楽、極楽。
‥…いない。
やはりリアルに潜るのとはちょっと違う。でもこれはこれで快適。
溺れないし、風が気持ちいい。
‥…。
さてと電池もキレたことやし、
石垣市内に戻って牛でも食うかな。
‥…なに、
半島の先まで行く? ‥…灯台があるぅ ?
‥…。
そうでした。今回の旅。大して
モメずにすんなりこれたのは、他人がいたり別行動が多かったから。
泳ぎに行く人。宿でなごむ人。
それぞれ勝手に、気ままな行動。
ストレスゼロ。
‥…がしかし。
早めに切り上げて空港で食べよう。
空港は新しいし、石垣牛は名物。
絶対お店あるから。
レストランでゆっくり食べれば。
‥…そうかな。
情報がないのを逆手に取られ、
まぁ、いいか。
けっこう遠いがせっかくやし。
‥…。
途中、八重山やし園に寄りました。
天然記念物
「ヤエヤマヤシ」の群落です。
一属一種なのだそうです。
親戚とか仲間がいないオンリーワン。
樹皮は迷彩のモデルなんだとか。
なるほど、迷彩。
ここなら目立ちませんな。
‥…。
ついに灯台です。遠かった。
雲が流れ、
空の色が刻々と変わります。
独特な風景。ここは日本の端っこ。
以前積丹の岬でも同じような気分になりました。
人って、ちっぽけなんですね。
‥…。
さて、お待ちかね。
牛だ、牛はドコだーーー。
‥…おっと、これは、馬だ。
えっ、‥…なに。
空港内にはフードコートはあるが、
レストランはない。
‥…。
むむむ‥…空港が新しすぎるのか。
最近の風潮がカジュアル主流だからなのか‥…納得いかない。
とにかく、
「 ‥…説明して、もらおうか。」
ふん‥…ちっさくて結構。
‥…。
大人げない。とにかく、
ボクは待ちくたびれたよぉ、なノダ。
ごめん、ごめん。
もう、帰ります。
こんにちは、noruです。
ビカーリャに見送られ石垣島へ戻ります。帰りの便は午後８時。
あと半日あります。
思えば、のんびり南の島‥…のはずがなんだかんだと大忙し。
最後くらいはゆるゆる行こうか、
レンタカーを借りました。
川平湾‥…とりあえずそこ。
行ってみよ。
市街を抜け、ぷらぷら北上。
パンナ岳展望台上ってみました。
遠くが見えます。
やっほーーーー。おや、
怪しい雲。
海の方から流れてきました。
みるみるうちに広がって‥…
スコール。
‥…と思ったら、
雲が過ぎれば、今度は青空。
‥…天気予報泣かせ。
京都にいると、
八重山諸島の天気予報は一括り。
でもこちらの人に言わせると
「 島の天気はみんな違う。西表で
晴れてても石垣では雨だったり。」
当たるとかはずれるとか、
もはやそういう話ではないらしい。
そもそも、
島には島の暮らし方がありそうです。
干潟では日向ぼっこ組。
‥…隠れてるつもりの人。
見えてますよ。‥…ぷぷぷ
お昼になりました。
石垣市内のスーパーでお気に入りのお弁当を発見。購入です。
初日に西表行きのフェリー乗り場で同じお弁当が売られていました。
全然期待せずにパク。
‥…けっこうウマい。
中華と和風の混じったお味。
ちなみに見た目より
全然ギトギトしてません。
ずっしり重くて
お味噌汁つき３５０円。
やす、うま ♪
しかしなんだな。
島の道は一本道。風光明媚な砂浜。
出たいのに出れない。
浜辺はどこだーーー。
というワケで農道に乱入。
背の丈ほどの草むらに分け入り…。
蛇の道はへび‥…全然ちがうけど。
‥…見つけました。
船が打ち上げられています。
ここから島の人が漁に出るようです。
あ、キレイな貝殻がたくさん。
自分土産‥…っと
……動いた。
もしかして、これ全部入ってます ?
「 ‥…入ってますよ。」
今は干潮。
潮が満ちればココは海の中。
‥…。
おなかもふくれて
‥… ゆるゆる 〜。
‥…zzzzz。
おっと。いかんいかん。
川平湾はどこだ。
お約束のグラスボート。
乗らねば。行くぞぉーーー。
がぉーー、がぉーー。
‥…。
外は快晴。南国の太陽‥…なのに、
怪しい雲行き。
「 ‥…ニモはどこだー。」
‥…わかってたけど、
ゆっくり、
島時間はいずこへ、なノダ。
‥…わちゃ、わちゃ、わちゃ。
こんにちは、noruです。
朝です。
昨日の誓いはいずこへ。
気がつけばお日さま上っていました。
むぉぉぉぉ‥‥
(‥…わかってたけど。)
ただ今の時刻は６時３０分。
急げ、急げ。
西の集落まで自転車で１０分くらい。
７時半には最初の船が着きます。
島の景色独り占め。
シャッターチャンスは今しかない。
‥…なんですけど
あっちもこっちも楽しげじゃーー。
絵になる景色だらけです。
あれ、ここは小学校じゃない。
おかしいなぁ。
寄り道大好き。
あげく、道に迷った。
( ‥…案の定ともいう。)
‥…。
まぁ、何を目的にしているわけでもないので、いいんですけど。
‥…。
島の道は珊瑚の道。
島の人たちがきれいにお掃除。
一番乗りの自転車。
わだちが申し訳ない。
昼間は暑い南の島。
みんな朝は早いんですね。
もう戻らねば。今度は朝ご飯に遅刻。
のんびり南の島のはずが、
大汗じゃないか。
なんか、おかしい‥…でも、楽しい。
‥…。
ゴハンがすんでようやくボーーっ。おや、お宿のお隣は畑でした。
スタッフの人が収穫中です。
それ、何ですか ?
島オクラ。きれいですね。
物欲しそうに見ていると、
「 ‥…大きくなりすぎですけど。
よかったら持って帰りますか。」
いいんですか〜 ♪
‥…。
ギリギリまで泳いでいたお父さん。
隣のレンタサイクル屋さんに自転車を返しに行きました。聞けば、
宿のご親戚だそうです。おじいさん、
「 おたくら、もう帰るん ?
今、ばあさん出かけてるからおつりないんよ。まだ１日もたってないし、
‥…千円でいいわ。」
‥…。
物もらってうれしい‥…じゃなくて、
人の情けがうれしい。
ホント厚かましくてすみません。
ありがとうございました。
おじいさん、
おばあさんに怒られんといてね。
‥…。
石垣へ船で渡ります。入れ替わりに
たくさんの人が上陸してきました。
‥…。
ふん、ふん、ふーん ♪
お先 〜 すたこら、さっ、さ‥…。
でたよ‥…あまのじゃく、なノダ。
ふーーーん。
I am noru. 〜 from Odeon in Kyoto 〜 