こんにちは、noruです。
ホーーーホケキョ〜 ♪
ケキョ、ケキョ、ケキョ、ホーーー ♪
‥…うまい。
今年のうぐいすクンは、
なかなか、達者じゃのう。
ホレボレーーー ♪
‥…。
このホーホケキョ。
春だけ期間限定なんだとか。
ふむ、ふむ‥…。しかし、真剣に聞いてみるとちょっとずつ違います。
ピーーー、ヒョロロロロロロ‥‥。
これは、威嚇の鳴き方。
なわばりに侵入されると、わざわざ近くまで飛んで行って
「 ちょっと、
あっち行ってんかぁーー。」
と言っているそうです。
そして肝心のホーホケキョ。
こちらも誰でも初めから上手に鳴けるわけではないそうです。
初めの頃は
ホー、ホー‥…、
ホケーー、キョ、キョ‥…。
あーーー、なんか、違うね。
ウグイスの若鳥は幼い頃に聞いた、
親や周りのウグイスのさえずりをマネして、特訓するのだとか。
「 ‥…まだまだ、
こらえて、こらえて‥…。」
‥…。
そしてだんだんうまくなっていく。
大人にしても、
「 ‥…過去のことは忘れた。」
じゃなくて、
去年の調子を取り戻すには時間がかかり、毎年春先は、みんな大変。
この「ぐぜり鳴き」。特訓を重ね、ようやく上手なさえずりができるようになるのだとか。
‥…。
「 はい、‥…そこで、ドン。
‥…ホー、ホケキョ!!! 、よし !!! 」
‥…。
‥…と、ここで。周りがヘタだと、ちっとも‥…という落とし穴も。
「 ‥…もう、プレッシャーやん。
何でそういうコト言うかなー。」
どうも、すんません。
でもこれは、うぐいす界のシビアな話‥…なかなかキビシい。
春が終わると、もうあの声は聞こえません。かわりに、時々小さく
「 チャッ、チャッ、チャッ‥‥。」
「笹鳴き」というそうです。
こちらも警戒の声。
本来大きな声を出すの危険なコト。
威嚇とはいえ、大きな声を出すのは必要最低限なのです。
大人だなーー。
ふーーん笹か、笹、笹‥…。
ゴソ、ゴソ、ゴソ‥…あっ。
‥…。
いやーー‥…それにしても、旨い !!
‥…。
何が、またちょっと違う。
‥…わざと、なノダ。
キビシいなぁ。
何でそういうコト言うかなー。
ぷぷぷ。