Future Beauty ☆京都国立近代美術館

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こんにちは、noruです。

今度の日曜日でおしまいらしい。
「 これは大変 !! 」大慌てで、行ってきました。

京都国立近代美術館
「 Future Beauty 日本ファッション:不連続の連続 」

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80年代の初めから、
ファッションの歴史を振り返る。
当時を知る者からすれば、
物珍しさより懐かしさを感じます。

連休のまっ只中。辺りを見渡せば、
「 君たち、普段はどこに
  生息しているのだ‥…。」

老いも若きもけったい‥…もとい、
個性的な服装の方々が、たくさん。

そう‥…、生き字引のような方々も。
ぷぷぷ‥…楽しい。

‥…。

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当時の日本人デザイナーがパリコレに殴り込みをかけた80年代。
日本モードは、まだ混沌の時代。
彼らの本気な仕事が伝わってきます。

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パリの反応
当時のフィガロ記事

〜「 レ・ミゼラブル 」
  日本人が演じる 〜 ( 皮肉です)

日本人の攻撃。この貧乏主義は、
フィガロの読者の着る服ではない。

つぎはぎだらけ、
慌てて布で結んだボロ着、
全身黒づくめは、葬式帰りか。

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‥…言いたい放題、ですね。

でもね、彼らはショッキングだったに違いありません。
ルネッサンス以降、絵画やバレエ。西洋には、体を美しく見せる文化がありました。

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もちろん、洋服のデザインにも。

しかし経済の発展とともに
極東から乱入してきた来た
日本人デザイナーたち。

そんなの一切無視。
それどころか

「何ですか、それ ??? 」

‥…。

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もともと
体を見せびらかすという 考え方。
日本には一切ありません。というか、むしろ抵抗がある。

体型を隠しつつ、目の錯覚を狙いつつ、且つ美的なバランスをとる。
服というより、立体のアート。

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でもテキスタイルや素材は超大事。
研究に研究を重ね、日々精進。
気づけば、もう職人技。

折り紙のような服とか。手触りが
ぬくもりがあるウレタン素材とか。

このへんは、恐ろしくこだわる。
だって、これぞ日本のお家芸。

「 いよーーーっ、ぽん。」

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うーーーーん、面白いーーー。

かつてファッションには驚きとか、あこがれとか。ワクワクするものがありましたな。
モードはアートに。そして、国境を越えたのじゃ。しみじみ‥…。

‥…。

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後半は、ここ最近の作品群。
先にあやまっとく‥…言い過ぎます。

全体的にぺらっぺらの印象。思想がない。チープ感満載。
すぐ買えるし、すぐ着れる‥…。
だからたぶん、すぐ、ほかす。

デザインが世の中に迎合し過ぎ。
本来デザインありきのはずが、今やニーズありきに。

‥…。
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あーーーっ、言っちゃったね。

‥…あっ、ついね。
見てると淋しくなるんだよね。
なんとなく。

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‥…。

‥…ってか、すぐに頑張っちゃう。バブル組ですけど、

それが何かーーー。

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あの‥…落ち着いて。
何が言いたいんですか。

いや、今日は暴れてみたかった。

だって‥…夢見る頃は、
過ぎないんだもーーん、なノダ。

だから‥…それは、何なんですか。

シーーン。
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