ある過去の行方☆その2

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こんにちは、noruです。

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そもそも、なぜ「彼氏の奥さん」
自殺未遂を起こしたのか。

事件は彼氏のお店で起こりました。

もともと鬱気味だった奥さん。
普段はお店にいませんでした。

事件の日突然現れ、スタッフの前で
クリーニングの洗剤を飲んだのです。

‥…。

さて、異邦人アーマード。

何も知らないということは
ある意味「無敵」

八方ふさがりの人間関係に、次々と風穴を開けて行きます。

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もつれた糸が緩みはじめる。
事実が浮き彫りになってきました。

長女は、事件の前日。
母と彼氏のメールを自分が奥さんに転送したと言うのです。

長女の心配事。それは、
母は絶対キレる。
そして自分の居場所はなくなる。

「 あの人のコト知ってるやろ。」

‥…。

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「 いやいやお母さんだって
  娘の気持ちはわかるだろうし、
  大丈夫、大丈夫。」

男子アーマード
ふたりの間に入り、打ち明けます。

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さすが親子‥…じゃなくて
さすが女子。長女の心配は的中。

マリー、ぶちキレ。
妊娠中の自分のお腹を叩くわ、
長女につかみかかるわ。めちゃくちゃです。

「 そんなん、もう終わりやんか !!!
  あんた、私の幸せを壊す気 ?
  私がおまえに何をした。この家から出て行け !!!! 」

‥…えーーーっ。

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またもや劇場の空気、凍ります。
日本人観客、どん引き。

‥…。

イラン人男子、アーマード
素朴な疑問その2

フランスでは
「こういうの」ありなのかな。

‥…。

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長女とマリー。出て行くだの、
何だのとひと悶着有り。
なんとか落ち着きを取り戻します。

ところで、
「 でも、何で奥さんの
  アドレスわかったん ?」

長女はお店に電話。奥さんに直接聞いたと言います。
「 浮気のメールを送るから。」

‥…。

開き直ったマリー。
彼氏にメールの件を打ち明けます。

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彼氏は、超動揺。
もうここでは暮らせない。
家を出ることになりました。

自宅に戻った彼氏。
少し冷静になってきました。

あれ、‥…でもその日、
奥さんはお店に顔を出ていない。

‥…。

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じゃあ、電話に出たのは誰 ?
何これ。もしかして、謎ですか。

‥…。

ねえ、ねえ。
どうするよ、彼氏、なノダ。

‥…えっ、今度は俺 ?

そのようね。

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