こんにちは、noruです。
今日もボクは
おウチのカクニン中。
お父さんが言いました。
「 お店の街路樹の根元に
タンポポあるやろ。
あれ、日本のタンポポなんやて。」
‥…日本タンポポ。
‥…。
日本は島国。最近‥…
江戸時代までは鎖国もしてました。
植物や動物。原種や固有種が残りやすい。東洋のプチ・ガラパゴス。なんつて。
タンポポは、環境の変化に敏感な植物だそうです。
「 Functional Ecology
オンライン速報版 」
2013年
イギリスの生物マガジンに
名古屋大学の研究チームのレポートが掲載されました。
セイヨウタンポポ VS
東海代表 トウカイタンポポ
近畿代表 カンサイタンポポ。
(注 本当のタイトルは違います。)
日本のタンポポの勢力分布。
トウカイタンポポに変化は見られませんが、
カンサイタンポポは、数を減らし、
セイヨウタンポポが、はびこってきているのというのです。
そもそも、外来種が日本に入ってきたのは明治時代。
食用試験用にアメリカから来たそうです。
西洋ではタンポポの葉を
サラダにして食べるのだとか。
文明開化、欧米化。
日本にだって、タンポポはあったのに、
わざわざ、ごくろうさまですね。
「 ふーん、最近は、
タンポポコーヒーも人気だよねー。」
「 ‥…だよねー。」
はびこる理由その1
セイヨウタンポポは、自分で自分のコピーを増やす
「クローン繁殖」ができる。
「 ‥…でも、
ちょっとずつ、違うくない ? 」
その2 残念なお知らせ
ぶれないトウカイタンポポは、セイヨウタンポポの
花粉をブロック。受粉しませんが、
気のいいカンサイタンポポは、カン違い。
種を作り始めてしまいます。
‥…が、途中で気づいて、
「 ‥…あれっ、!!! 」
‥…。
結局、種はできません。受粉自体がムダになり、
カンサイタンポポの個体数そのものが減ってしまった‥…自滅。
‥…でもね。
カンサイタンポポの言い分。
実は、カンサイタンポポとセイヨウタンポポは「近縁」
「 繁殖干渉 」
近縁の動植物の繁殖に影響を及ぼし、
結果、在来種と外来種が置き換わるメカニズム
このダーウィンの以来の謎
「 近縁の生物が、同じ地域内に
ほとんど存在しない。」
そこんとこ、解明してもらわんとなー。
「 ‥…すまんのぉ。」
‥…。
ちなみに、
うちの庭のちびタンポポもカンサイ系。
時々、草と間違えて踏んづけられながらも、ホトケノザやレンゲたちと共存中。
‥…。
ちょっと、チビだからって、
踏んじゃダメでしょ。
カクニン、カクニン、なノダ。
‥…すまんのぉ。