こんにちは、noruです。
今朝は暖かかったですね。
おかげでボクは
だいぶ、
なが〜くなりました。
‥…。
ローマ国立近代美術館はボルケーゼ公園のはずれにありました。
この公園はとても大きく丘のよう、公園の中をバスが走っています。
今日は雨上がり。落ち葉やお花が濡れて色鮮やかです。
あっ、ドングリ。
こっちのは細長くて帽子が大きい。
小さいマーガットようなお花。
日本とは少し違うけど、
ココは森なのです。
ヨーロッパを旅して感じるのは、
ひとつの国に様々な外見の人がいるということ。日本は国民の大半が
同じような外見上の特徴を持つ特殊な国なのかもしれないということ。
子供の頃。他人の外見をコメント
してはよくたしなめられました。
おそらく見たまんま、率直な感想。
大人にしたら何かと具合が悪かったのかもしれません。
そうして知らず知らずのうちに
人と違う=罪悪感をもたされる環境
( 平たく言えば学校ですが )
に身を置くことになるのです。
穏やかな気質の日本人。
他人と違わないことが大前提。
和をもって尊しですが
「自分たちと違う」ことには異常に反応。激しく拒絶する気がします。
海外に行って自由を感じるのは
「世の中には色んな人がいる。違うことは当たり前」
少し解放される気がするのです。
そうは言っても、初めのうちは
日本との違いに困惑です。
でもそのうちに共通の部分を見つけたりして。
‥…。
さて、今日のセニョール。
無口なタクシーの運転手さん。
ちょっと怖そうなおじいさん。
その日はカトリックのお祭でした。
とにかくローマ脱出じゃ。
おじいさんはイタリア語オンリー。
なんとなく気まずい雰囲気。
シーーーーーーン。
早朝、駅までの道はがらがら。途中のヴェネツィア広場の
クリスマスツリー。あれあれ、
イルミネーションが文字ですよ
「 あっ、平和やて。」
ずっと黙っていたおじいさん。
突然振り向いてニコニコ。
車を降りる時、小さい声で
「 アリガトウ。」
‥…。
意外な人に意外なところで。
自分の母国語でお礼を言われるのはうれしいものですね。
「 グラッツェ。
そして、Merry Christmas.
セニョールも良い1日を。 」
よし、出発だ。
なんだか朝からイイ感じ。るん ♪
‥…。
平和のおかげ、なノダ。