こんにちは、noruです。
お日さまが、カオをだしました。
今朝は、初氷。
「 畑、寒かったわ〜。
はい、菊菜。
今日は、お鍋だ、お鍋だ ♪ 」
「 ‥…、くしゅん。」
‥…。
菊、花言葉は「高貴」
お花業界の人に言わせると、
バラがお花の王様なら、菊は皇帝なんだとか。
春の桜、秋の菊。
日本になじみ深いお花です。
「 心あてに 折らばや をらむ初霜の
おき惑わせる 白菊の花 」
凡河内 躬恒
ふと気まぐれに、手折ってみようか。
いちめん降りた初霜が、ココロを惑わせる。
これは、霜なのかな、白菊なのかな。
‥…。
「 ‥…、くしゅん。」
‥…。
ドウしたの。
実は「 菊 」。
地味にアレルギーが起こります。
キク科の花粉症、春はたんぽぽ、マーガレット、
そして、ブタクサ、ヨモギ、菊‥…、
と11月くらいまで。
ほっ、ようやく終わりだ。
まだまだ、茎や葉っぱの産毛も。チクチク
‥…くしゅん。
油断がなりません。
菊の花粉は飛散距離が短いため、
蔓延はしませんが、
洋服についてお家に入ったり、
仏壇のお花など、ついうっかり‥…が
危険なのでした。
「 ‥…、つい、うっかり。」
‥…。
おや、怪しい雲行き。
はい、こちらは現場の
古代日本書紀、黄泉の国です。
タイヘンです。迎えに行ったイザナギと
死んでる奥さんイザナミが、
「 この期に及んで、何言ってんの。
私もいっしょに帰る。」
「 えーっ、もうムリやし、
頼むし、あの世へ戻ってくれ。」
モメだしました。
‥…。
「 誰か、
‥…、神様〜。」
死者イザナミの通訳をする神様、
菊理媛命 ( キクリヒメノミコト ) の登場です。
神様が、何を言ったのか、
記録にはありませんが、なんとか
こちらは丸くおさまりました。
‥…。
菊は「 ケガレを払う 」
神聖なお花なのでした。
フランスや東ヨーロッパでも、
お墓参りや献花に白菊が使われるそうです。
さてさて、菊菜。
季節を感じて、美味しいし、
香りやほろ苦さもアクセント。
ビタミン・ミネラル栄養価も高く、
風邪予防、老化防止、デトックス効果もある、
これは、イロイロ、効きますね。
ここはやっぱり、お鍋でしょ ♪
‥…。
「 ‥…、くしゅん。」
‥…、装着。
変身、クマモンじゃ。
フフフ、欲望には勝てないのです。
‥…。
「 今日はカツオブシ、おしまい。
食べ過ぎは、体に良くないって、聞くよ〜。」
‥…。
えーっ、それは、気まぐれでは。
しかも、ダジャレおち。
「聞く」は「効く」でも「菊」違い〜 ♪
‥…。
ココロあてに、
折らばや、折らん‥…。
もう、落ち着いて下さい。
気まぐれは、キケン、なノダ。
ドウも、すみません。