それは秘密です☆

こんにちは、noruです。

写真 4

「 ただいま〜。」

‥…。
お父さんが天神さんから
帰ってきました。

カゾクのヒトが言いました。
「 あれ、何にも買ってないの ? 」

「 いや〜、…♪ 」

‥…。
0610d
どうやら買ったツボは、Odeonに
置いてきたみたいです。

「 雨の中、せっかく行ったのに、
  手ぶらでは、帰れへんやろ。」
images-4
‥…。

「 恋するリベラーチェ 」
Behind the Candelabra 2013 アメリカ

世界から愛されたリベラーチ。
失いたくない、たくさんのファン。
images-8
「 犬はおばかさんだから、好きなのよ。
  盲目的に愛してくれるでしょ。
  でももし、
  この子たちの頭が良かったら、
  私たちのことを「怪物」だと思うわね。」

‥…。

彼は敬虔なカトリック。
ゲイである自分は、天国へ行けない、
罪悪感に苦しんでいました。
liberace_portrait
家族に恵まれなかったスコット。
本当の家族を探していました。

リベラーチの殺し文句です。
scott-thorson-1024
「 君が探していた家族は、僕かもしれない。
  君のすべてになりたいの。
  父であり、兄であり、
  恋人であり、親友に。」
2013101121562561c
そして理解を超えた整形。
「 彼の顔を、
  ボクの若い頃のようにして。」

リベラーチは「 息子 」として、
スコットとの絆を作りたかったようです。

かなり、ズレているのですが、
本当に本気なのです。

‥…。
images
映画は当初、スポンサーがつかず企画が難航。
テレビ番組として制作されました。
理由は「 too gay. ゲイ過ぎる 」

「 もし、彼らが男と女だったら
  特に問題には、ならなかったし、
  結婚もしていただろう。」
Unknown
映画並みのクオリティを求めた監督。
カンヌ映画祭プレミア上映、海外で認められ、
日本にも配給されました。

Unknown-1
「 夜明け前 」
同性婚問題で揺れる製作国アメリカ。
劇場公開の予定はないそうです。

キラキラの裏側
もう「秘密」は、ないのにね。

images-2
全てが秘密扱い、文書も証言もなく、
養子縁組は不成立。

スコットは泣き寝入りです。
マスコミに暴露しましたが、リベラーチの人柄か、
はたまた暗黙の了解か、ファンは離れることなく、
彼の人気は保たれました。
images-2
1987年 リベラーチは、
エイズでこの世を去ります。

ゲイである以外は、天国の門をくぐるのに
何の問題もなかったリベラーチ。
彼は天国へ行けたのでしょうか。

一方スコット、愛もお金も失いましたが、
別れたおかげで、命が助かりました。

「 運命の分かれ道 」
わからないものです。
images-7
‥…。

そして、隠せば隠すほど、
知りたくなるのが「 秘密 」
images-5

‥…。
ところでお父さん、
あのツボは、
いくらだったんですか、なノダ。

Chopin「Nocturne op. 9 no. 2」
Unknown-2

コメントを残す