こんにちは、noruです。
「 ただいま〜。」
‥…。
お父さんが天神さんから
帰ってきました。
カゾクのヒトが言いました。
「 あれ、何にも買ってないの ? 」
「 いや〜、…♪ 」
‥…。
どうやら買ったツボは、Odeonに
置いてきたみたいです。
「 雨の中、せっかく行ったのに、
手ぶらでは、帰れへんやろ。」
‥…。
「 恋するリベラーチェ 」
Behind the Candelabra 2013 アメリカ
世界から愛されたリベラーチ。
失いたくない、たくさんのファン。
「 犬はおばかさんだから、好きなのよ。
盲目的に愛してくれるでしょ。
でももし、
この子たちの頭が良かったら、
私たちのことを「怪物」だと思うわね。」
‥…。
彼は敬虔なカトリック。
ゲイである自分は、天国へ行けない、
罪悪感に苦しんでいました。
家族に恵まれなかったスコット。
本当の家族を探していました。
リベラーチの殺し文句です。
「 君が探していた家族は、僕かもしれない。
君のすべてになりたいの。
父であり、兄であり、
恋人であり、親友に。」
そして理解を超えた整形。
「 彼の顔を、
ボクの若い頃のようにして。」
リベラーチは「 息子 」として、
スコットとの絆を作りたかったようです。
かなり、ズレているのですが、
本当に本気なのです。
‥…。
映画は当初、スポンサーがつかず企画が難航。
テレビ番組として制作されました。
理由は「 too gay. ゲイ過ぎる 」
「 もし、彼らが男と女だったら
特に問題には、ならなかったし、
結婚もしていただろう。」
映画並みのクオリティを求めた監督。
カンヌ映画祭プレミア上映、海外で認められ、
日本にも配給されました。
「 夜明け前 」
同性婚問題で揺れる製作国アメリカ。
劇場公開の予定はないそうです。
キラキラの裏側
もう「秘密」は、ないのにね。
全てが秘密扱い、文書も証言もなく、
養子縁組は不成立。
スコットは泣き寝入りです。
マスコミに暴露しましたが、リベラーチの人柄か、
はたまた暗黙の了解か、ファンは離れることなく、
彼の人気は保たれました。
1987年 リベラーチは、
エイズでこの世を去ります。
ゲイである以外は、天国の門をくぐるのに
何の問題もなかったリベラーチ。
彼は天国へ行けたのでしょうか。
一方スコット、愛もお金も失いましたが、
別れたおかげで、命が助かりました。
「 運命の分かれ道 」
わからないものです。
‥…。
そして、隠せば隠すほど、
知りたくなるのが「 秘密 」
‥…。
ところでお父さん、
あのツボは、
いくらだったんですか、なノダ。
Chopin「Nocturne op. 9 no. 2」