こんにちは、noruです。
雨が上がりました。
お父さんが言いました。
「 なに、この、ほうきとチリトリ。」
「 ‥…またすぐ使うから、置いといて。」
「 ダメダメ。そのへんに、出しっぱなしに、しんといてや。
ほんま、横着なんやから。」
‥…。
郵便屋さんが来ました。
カゾクのヒト言いました。
「 ‥…ちょっと何これ。弁明書って
駐禁したの ? 」
お父さんが、
「 あっ、ばれた〜。ごめん、ごめん、
本屋で立ち読みしてたんや。
一瞬やし、まぁええかと思って‥…。」
と言いました。
「 ‥…。
もう、横着やな。ちゃんとしてや。」
‥…。
道化師の朝
( Alborada del gracioso )
1905年「 鏡 Miroirs 」より
ラヴェル 30歳の作品です。勢いに乗っていたカレは
25歳からの5年間ローマ賞をねらいます。
ローマ賞とはフランスの奨学金付き留学制度。
30歳という年齢制限がありました。
が、結局ことごとく失敗。
そして30歳、ラストチャンスです。この曲は発表されます。
いつもきちんした服装だったラベル。
その神経質さに磨きがかかったのでしょうか。
メトロノームのような「 几帳面さ 」がうかがえる始まりです。
メトロノーム‥…。
子供の頃にピアノを習っていた人、
しかも途中でやめちゃった人。
‥…シーン。
悪夢の再来です。
‥…ウソです。楽しい不思議な曲ですよ。
‥…。
カゾクのヒトが、
「 ‥…、ごはん、食べよ〜。」と言いました。
‥…。
ボクも、
カツオブシ、下さい。
‥…。
「 ‥…ちょっと、のっちゃん。
寝ながら食べて。」
「 そうか〜、大きいから起きて食べるの大変なんや‥…て、こら、
ますます大きくなるやんか。」
‥…。
こちらは、特技、横着食べ、です。
毎日朝から、キッチリ !
思ってはいてもナカナカね、言うは易し、行うは難し。
横になって、ゴハンに着く‥…、
まさに‥…
朝から横着 ♪ なノダ。
道化師の朝の歌(Alborada del gracioso)
1905 Maurice Ravel ( Miroirs )
piano Robert Casadesus